ユーザーインタビューシリーズ「わたしのプレーリーカード」では、プレーリーカードを使ってくれているユーザーさんに、どんな人なのか、なぜ使っているのか、使い方のコツやこだわりなどを掘り下げて聞いていきます。
堀さんってどんな人?
株式会社マネーフォワードで、「マネーフォワード クラウド連結会計」のプロダクトマネージャーとして働いている、堀哲也と申します。会計士とプロダクトマネージャー、二足のわらじを履いている、ちょっと異色の経歴の持ち主かもしれませんね。
(堀さんの自己紹介noteはこちら)
会計士を目指した原点は、学生時代に感じたショック
私のキャリアは、実は10代の頃の原体験に根ざしているんです。当時、漠然と「グローバルに活躍したい」と夢見て、英語学習のための語学留学をしました。そこで出会ったのが、ホストファミリーの高校生。彼は、貧困問題に取り組むため、法律家を目指すと、瞳を輝かせて話してくれたんです。彼の揺るぎない意志に感銘を受けると同時に、自分の「伝えたいこと」の無さに愕然としたことを、今でも鮮明に覚えています。
その経験から、「自分の専門性を身に着けてから、世界で活躍したい」という想いが芽生え、世界で活躍できる専門職である「会計士」の道を選びました。「会計」という専門知識を武器に、世界を舞台に挑戦しようと決めたんです。
自分の手で作りたい。会計士×プロダクトマネージャー、異色の経歴の始まり
会計士試験合格後、監査法人で5年間勤務し、連結会計システムの開発に関わる会社に転職しました。連結会計とは、複数の会社をまとめて一つの財務諸表を作成する会計処理のことです。
10数年、様々なことに挑戦し続ける中で、成長企業向けのプロダクトを自分自身で作りたいという想いが日に日に強くなっていきました。世の中での連結会計のニーズの高まりも感じていて、そんな時にマネーフォワードが連結会計システムの開発に力を入れていることを知りました。
自分の会計士とこれまでのスキルや経験を活かして、世の中にインパクトを与えられると感じ、マネーフォワードに入社を決意しました。2022年、「マネーフォワード クラウド連結会計」をリリース。現職ではPdM(プロダクトマネージャー)として、プロダクトの改善・開発に日々取り組んでいます。
会計士の交流会で出会った「運命のデジタル名刺」
プレーリーカードのデザイン:表面はキャンプ、裏面はスキーの写真で、アウトドアが好きなことをデザインで伝えることで、交流会で自然と話が広がるように
「マネーフォワード クラウド連結会計」をリリースしたものの、当時はまだマーケットに十分に認知されていませんでした。そこで、会計士の交流会や勉強会に参加し、プロダクトの紹介をするようになりました。
会計士とプロダクトマネージャー、二つの顔を持つ私にとって、紙の名刺と手作りのプロダクト紹介カードの2枚持ちは必須でした。「伝えたいことは山ほどあるのに…もっとスマートに自己紹介したい!」そんな悩みを抱えていたんです。
そんな時に出会ったのが、プレーリーカードでした。以前からデジタル名刺の存在は知っていましたが、交流会で実際に使っている人を見て、「これだ!」と直感しました。 私の悩みを解決してくれるツールだと感じ、その場で即購入を決めました。
情報発信の幅が格段に広がり、ビジネスチャンスが拡大
プレーリーカードを導入して、一番の変化は、情報発信の幅が格段に広がったことです。
プレーリーカードなら、情報を簡単に更新・追加できるので、常に最新の情報を発信できます。また、相手に合わせて情報をカスタマイズできるので、コミュニケーションが円滑に進みます。例えば、名刺交換の際に、相手の反応を見ながら、「プロダクトの詳しい情報が記載されたノートの記事に誘導する」「趣味のスキーやキャンプの話でアイスブレイクをする」「必要に応じて、求人情報も共有する」なんてことも、柔軟にできるようになりました。
Facebook連携で顧客との距離がグッと縮まる!
私はプレーリーカードをFacebookに連携させて活用しています。プロフィールページにURLを掲載することで、交換した相手に、スムーズにアクセスしてもらえるようになります。Facebookで繋がると、相手の経歴や人となりが分かりやすい点が魅力ですね。その場で共通の話題が見つかったり、プレーリーカードを通じて交換した人との距離がグッと縮まり、より親密なコミュニケーションを取れるようになりました。
堀さんのプロフィールページには、すぐ繋がれる位置にFacebookアイコンを置いている
以前は、名刺交換をしても、そこから発展的な関係に繋がるケースは稀でした。しかし、プレーリーカード導入後は、「サービスについて詳しく知りたい」という問い合わせが増えたり、また共通の価値観を持つ人たちと、セミナー共催することになるなど、より深い関係を築けるようになりました。「名刺だけでは、プロダクトの魅力を伝えきれない…」そんな葛藤を抱えていた私にとって、プレーリーカードはとても役に立ちました。
「伝えたいことがある人」にこそ、プレーリーカードを
最後に、どんな方におすすめしたいかと言うと…「伝えたいことがある人」ですかね。肩書きだけでは伝えきれない、熱い想いを胸に秘めているビジネスパーソンは、きっと多いはずです。
私の原点も「英語が話せても、伝えたいことがないと意味がない」というところから始まりました。
その中でも、同じバックグラウンドを持つ士業の方で、自分の伝えたいものを持ってる方は、ぜひ名刺と一緒に、プレーリーカードも持ってほしいですね。「伝えたいことがある人」「自分の可能性を広げたい人」にとって、プレーリーカードは、 きっと心強い味方になってくれるはずです。