新しい営業術で差をつける!お客様との距離を縮めるプレーリーカード

営業促進ツール
新しい営業術で差をつける!お客様との距離を縮めるプレーリーカード

岡山県で1949年に創業し、建築資材、機械工具の販売、そしてグローバルビジネスの拡大と多角的に事業を展開する株式会社全備。長年にわたりお客様のニーズに応え続け、地域社会の発展にも貢献してきました。

今回は、営業現場で活用されているデジタル名刺「プレーリーカード」について、その導入の背景から活用方法、そして思いがけない効果までをお伺いしました。

〜この記事はこんな方におすすめ〜
・初対面のお客様とのアイスブレイクに悩んでいる方
・名刺交換から一歩進んだ関係構築を目指している方
・会社のブランディングに繋がる新しい取り組みを模索している方

- 導入のきっかけ - 

  • 参営業活動において、お客様との新たな関係を築く方法を模索していた

  • 海外の展示会でデジタル名刺の普及を目の当たりにした

  • デジタル化・ペーパーレス化の推進を意識していた

 

 - 活用方法 - 

  • 初対面のお客様とのアイスブレイクツールとして

  • メール署名にプロフィールページをQRを掲載し、オンラインでの自己紹介に活用

  • 趣味や特技をプロフィールに掲載し、会話のきっかけづくりに

 

- 期待できる効果 - 

  • 初対面でも自然な会話が生まれ、関係性が深まる

  • オンラインでもオフラインと変わらない自己紹介が可能に

 

紙名刺では伝えきれない情報を補完してくれる必需品

────まず、貴社の事業について教えてください。

森本 直登:株式会社全備は、建築資材の販売からスタートし、国内のみならず海外市場に向け、機械・工具を販売するなど、事業を拡大してきました。現在では、よりコアな技術サポートや貿易のノウハウを強みとして、主に半導体関連の分野で、海外パートナー企業の装置を受託製造・販売するなど、時代のニーズにあわせて、事業の展開を行っています。私は、国内事業部の営業として、ルート営業を中心に顧客との関係構築を重視しつつ、新規顧客開拓にも注力しています。

小池 ひかる:私はグローバルマーケティング事業部に所属し、主に海外のお客様を担当しています。対面でのやり取りが少ないため、オンラインでのコミュニケーションが多いです。

インタビュイーが談笑する様子(左)森本 直登さん
(右)小池 ひかるさん

────プレーリーカードを導入した経緯について教えてください。

小池:きっかけは、海外の展示会でした。社員の一人が、海外の展示会で他社の営業の方がデジタル名刺を使っているのを目にし、「これ、おもしろい!」と感じたことがきっかけでした。弊社はデジタル化・ペーパーレス化に取り組んでいくという方針があったため、プレーリーカードの導入は自然な流れでした。

森本:弊社の紙名刺はもともと情報量が多く、ポップなデザインで個性的なものでした。そういった新しい取り組みに対して抵抗感が少ない社風も、導入しやすさに繋がったと思います。ただ、シリアスな場面ではポップな名刺が場にそぐわないと感じることもあり、現在はシンプルな紙名刺に変更。そこにプレーリーカードを組み合わせて、TPOに応じて使い分けています。紙とカードで1種類ずつ持っているのがちょうど良いですね。

また、社内でも「それ、なに?使ってみたい」と言ってくれる社員が増えました。

 

ページ閲覧数は3か月で約1000回!自己紹介が、お客様との距離をぐっと近づけてくれる時間に変わった

────プロフィールページの閲覧数が約1000回はすごいですね!実際に、どのようにプレーリーカードを活用していますか?

森本: 主に初対面のお客様のスマホにカードをかざしていただいて、私のプロフィールページを見ていただいています。紙の名刺以上に多くの情報を載せられるため、会話のきっかけになることが多いです。

小池:私はメールの署名欄にQRを載せていて、そこからプロフィールページにアクセスできるようにしています。顔写真も掲載しているので、「どんな人がメールしているのか」が伝わりやすく、安心感を持ってもらえます。なかなか会えない人に、私自身の解像度を高くお届けできるのが良いですね。

小池さんのメールの署名欄に設置されている、プレーリーカードのプロフィールページにアクセスできるQRの写真小池さんのメールの署名欄に設置されている、プレーリーカードのプロフィールページにアクセスできるQR

 

────お客様の反応はいかがですか?

森本:これまでの名刺交換では、「どこの会社ですか?」「どんな製品を扱っていますか?」といった定型的な会話が中心でした。しかし、プレーリーカードを見せると、「これ何?」「この自己紹介、面白いですね!」とそこから自然な流れでアイスブレイクが始まります。

私のプロフィールページには『デビッド・ボウイに憧れている』と書いているのですが、音楽好きなお客様や、同世代のお客様とは、そこから一気に会話が弾みます。これまでは硬い話しかできなかったクライアントとも、一歩踏み込んだ関係を築けるようになりました。

小池: 私は「アイスを食べるのが早い」と書いていて、「どれくらい早いんですか?」と笑いながら聞かれることもあります(笑)。自然に空気が和らぎ、距離が縮まるのを実感しています。

インタビュイーである森本さんと小池さんのプロフィールページ(左)森本さんのプロフィールページ
(右)小池さんのプロフィールページ

森本:共通点があると一気に親近感が湧くので、パーソナルな情報を出すことは営業において非常にプラスに働いていると感じます。

小池:また、プレーリーカードを使うと、「全備さん進んでますね!」と関心を持ってもらうこともあります。会社のブランディングと言うと大げさかもしれませんが、新しいことに取り組んでいる印象をお客様にもっていただける側面があると思います。

 

プロフィールページを”自社らしく”構成、限られた挨拶の時間の効果を最大に

────プロフィールページはとても工夫されていますね。どのように構成されたのですか?

小池:法人プランの管理機能で、テンプレートをあらかじめ設定しています。従業員はそのテンプレートに沿って入力するだけで、統一感のあるプロフィールページが完成します。

さらに、会社共通の情報(HPリンク、出展イベントの紹介、グローバル展開が分かる画像など)も表示されるよう設定しているため、ビジネスとしての信頼感も伝えられます。

全員のプロフィールページに表示される共通コンテンツ全員のプロフィールページに表示される共通コンテンツ(法人向けプラン限定機能)

森本:初対面のお客様には会社の紹介もしますが、時間には限りがあります。プロフィールページに会社情報を集約しておくことで、必要なタイミングで「ここに詳しい情報が載っています」とお伝えできるのはとても便利です。

小池:紙名刺では書ききれない情報も、プレーリーカードならスクロール一つで見てもらえますし、HPなどのリンクにもワンタップで飛べるので、会社理解が格段に深まります。例えば「海外にも拠点がある」といった話題も、自然と共有できます。

 

より大きな海外展開を目指して、プレーリーカードを活用した営業活動を広げる

────今後、さらに活用を広げていくご予定はありますか?

小池:今後は、海外のお客様との連絡手段として、Whatsappなどのチャットアプリをプロフィールページに追加したいと考えています。電話はハードルが高く、LINEは海外では主流ではないため、現地のスタンダードに合わせて、よりスムーズなコミュニケーションを実現したいですね。

プレーリーカードをスマホにかざす様子

 

Interview / Hayato Sakai、Erika Sodai

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プレーリーカードのことをもっと知りたい!という方は、お気軽にお問い合わせください。まずは担当から状況に合わせた「プレーリーカードの使い方」を一緒にディスカッションさせていただきます。