人材派遣事業サービスの応募者への接触率が9割以上に安定 アポイント率・返信率が向上した“プレーリーカード営業術”

営業促進ツール
人材派遣事業サービスの応募者への接触率が9割以上に安定 アポイント率・返信率が向上した“プレーリーカード営業術”

介護人材サービスや人材派遣事業を展開し、急成長を遂げている株式会社プラスピボット。同社では、登録スタッフや問い合わせ顧客との初回接触率・商談出席率を高める方法を模索していました。

そこで導入されたのが、営業担当者の自己紹介・会社説明・サービス紹介をスマートに届けるデジタル名刺「プレーリーカード for Business」。今回は、営業ツールとしてプレーリーカードを活用することで得られた成果と、活用定着に向けた工夫について詳しくお話を伺いました。

〜この記事はこんな方におすすめ〜
・メールやSMSからの応募者の返信率や面談出席率を向上させたい方
・初対面のお客様とのアイスブレイクに悩んでいる方
・自社サービスの特徴を顧客に分かりやすく伝えたい方


- 導入のきっかけ - 

  • 紙の名刺や電話連絡では応募者との接点が限定的で、新しい営業スタイルを模索していた

  • デジタル名刺ならではの「人柄+情報+便利さ」を一体化できる点に惹かれた

  • 「業界の先駆けとしておもしろい」と感じ、営業効率化と印象強化を目的に導入

 

 - 活用方法 - 

  • プレーリーカードを社員証と兼用し首から下げ、自己紹介・会社紹介をいつでもスマートに実施

  • 応募者に、メールやSMSでプロフィールページのURLを送信し関係構築に活用

  • プレーリーカードの利用ランキング制度で社内定着を促進

 

- 期待できる効果 - 

  • 電話がつながらなかった応募者への接触率が9割以上に安定

  • プロフィールURLの送付により返信率が向上し、面談出席率アップを実感

  • 応募者・クライアントからは「顔が見えて安心」「面白い会社」といった好反応

 

顧客との“最初の一歩”を変える。営業の新しい取り組み

── まず、プラスピボットはどのような会社ですか?

安部井 優:介護人材サービスや人材派遣事業を展開する創業3年目の会社です。働いていただくスタッフさん達の定着率向上を目指し、独自の福利厚生やランク制度、イベント開催、携帯料金の一部負担制度などを整備し、求職者に選ばれるサポートに力を入れています。

管理本部グループマネージャー 安部井 優さん
── プレ―リーカード導入の背景を教えてください。
山本 直生:人材・介護業界では紙の名刺や電話営業が主流ですが、それだけではお相手に伝えたい情報が伝わりきらず、応募者との接点がうまく築けない課題がありました。そんな中、出会ったのがプレーリーカードでした。プロフィールページに会社の特徴や福利厚生、担当者の顔やパーソナルな情報までを集約できると知り、登録率や面談率の向上に繋がるツールになることを期待し、導入を決めました。また、「業界の先駆けとして新しいことに挑戦したい」という思いも強くありました。
代表取締役 山本 直生さん

現場で効く“使い方”と社内浸透の仕掛け

── 実際に、どのようにプレーリーカードを活用されていますか?
安部井:対面時には必ずカードを提示し、スマホをかざしてもらって自己紹介と会社紹介を行います。対面でお会いできない応募者には、ショートメッセージやメールにプロフィール URLを貼って送ります。電話がつながらなかった方にもURLを送るようにしたところ、折り返しの連絡率が向上しました。
プロフィールには顔写真のほか、管理者側で設定した50個の質問を盛り込んだ自己紹介も掲載しています。「出身地はどこですか?」「今やりたいことは?」といった様々な質問を通して、お客様に担当者の人柄が伝わり、初対面において、会話のきっかけがうみだせるような工夫をしています。

 

担当者の人柄が伝わる「50問の自己紹介」

コンテンツパートでは、サービスの特徴である福利厚生制度の説明、公式LINE、申込フォーム、新サービスの紹介、日程調整リンクを設定しています。視覚的にも弊社の強みを伝えられるため、応募者の方にとっても情報が入ってきやすい内容になっていると思います。

福利厚生紹介・申し込み導線・LINE登録など、多機能な情報発信ハブとして活用

── 社員に浸透させるための工夫やモチベーションアップの方法について教えてください。

古戸 竜也:導入当初は使い方に戸惑う社員もいましたが、半月に1回の「プレーリーカードの活用コツ配信」や社内ポータルサービス『TUNAG』を使ってランキングを発表するなど、ゲーム感覚で楽しめる仕組みを導入しています。

TUNAGでの活用ランキング表示により“使いたくなる仕掛け”を演出

古戸:プレーリーカード推進責任者を『ミスタープレーリー』と呼んで称えたり、効果的に活用できている人のナレッジを共有することで、社内での活用が定着しました。この効果もあってか、導入から2ヶ月でタッチ回数が900回に達し、全社的に自然な形で活用が広がっています。

(右)リモートで参加いただいたミスタープレーリー、東北エリアマネージャー 古戸 竜也さん

応募者との接触率が9割と安定。伸びた信頼づくりの鍵

── 求職者やクライアントの反応はいかがですか?

古戸:紙名刺にはない情報量に驚く方が多かったり、「担当者の顔が見えて安心できた」「面白い会社ですね」という声が多いです。高齢の求職者の方でも使い方を一度説明すればすぐ理解してもらえています。また、履歴を見てみると、夜にプロフィールページを見返している方も多く、後から詳細を確認してくれていることが分かり、対面していない時間にも継続的な接触ができたり、信頼関係の醸成にも良い影響を与えていると感じています。

── 導入効果についてどう感じていらっしゃいますか?

山本: 2か月間でタッチ数900回、ページ閲覧数1,700回という数字に驚きました。導入のメリットでいうと、応募者の方に送るメールやショートメッセージにプレーリーカードのプロフィールページのURLを記載したときの返信率が非常に向上したことが1番大きな効果です。申し込みがあった応募者への接触率が、9割に安定しました。
これまでは、応募があった方と接触するために4、5回と電話やメールをしていましたが、メールやショートメッセージでプロフィールページのURLを送ることで、電話の応答率やメール・ショートメッセージの返信率が格段に上がりました。数値でいうと、接触までのリードタイムは半分ほどに短縮できていると思います。

安部井:また、別の観点からお話をすると、社員全員が自社サービスの魅力や特徴を同じように説明するのが難しいなかで、プレーリーカードをかざしてもらうだけで同じクオリティで会社やサービスの特徴を簡単に説明できることも、期待以上の効果だと感じています。

次に目指すプレーリーカードの活用とは?

── 今後、さらに期待する活用シーンや機能はありますか?

山本:応募者との接点をもっと深めるという意味では、「どんな情報に興味を持って見てくれたか」がわかるようになると嬉しいですね。
たとえば、プロフィールページ内でどのリンクがクリックされたか、どの資料を閲覧していたかなどが可視化できれば、興味関心にあわせた提案やフォローがもっと的確にできると思います。

── プレーリーカードは、どんな方にこそおすすめだと感じますか?

古戸:私は、むしろシニア層との相性も良いと感じています。電話帳への登録だけで終わらず、あとからでも何度も見返してもらえる点は、紙名刺にはない強みです。

安部井:「名刺を育てる」という感覚に近いかもしれません。伝えたい情報をどんどん更新できるので、海外の拠点と日本の拠点をつなぐようなグローバルな活用も可能ですし、採用の場面でも履歴書+人柄をセットで届けられるのは非常に魅力的だと思います。

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プレーリーカードのことをもっと知りたい!という方は、以下のページをご覧いただき、お問い合わせください。
https://prairie.cards/pages/for-biz

まずは担当から状況に合わせた「プレーリーカードの使い方」を一緒にディスカッションさせていただきます。


Interview / Hayato Sakai、Akane Sakaki